終わりに

スポーツフードスペシャリスト資格取得講座のカリキュラム修了、誠におめでとうございます。

このカリキュラムを終えたことで、スポーツフードの基礎、競技別の栄養、年代に合わせた食事、作り方など様々な知識について深く理解できたでしょう。今後はLessonの復習と問題への対処、実践を行い、今回得た知識を自分の物へと変えて、アスリートや子供たちの運動を支えていきましょう。

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基本的には私達、一般人とさほど変わったところが見えないスポーツフードではありますが、食事の裏では個人の体調、成長具合に応じて必要な栄養素を加えたり不必要な栄養を押さえたりと、様々な思考が折り重なって出来上がっているのです。

また、ただ栄養素の計算を行って出来上がった献立ではなく、旬や祝日など特別な状況に合わせた食材や料理を用いることで食事の自由度が上がり、「楽しい」気持ちで食事が行えます。栄養素同士の働きによって吸収率を高めることが可能ですが、まずは本人が食事を楽しんでいなければ体も応えてくれません。

すぐに全てのことを成し遂げるのはとても難しい事ですがまずはプライベートな時間に取り入れ、今回の講座で得た知識を存分に発揮し、慣れてきたら仕事の場でも活用していただけることを願います。

そしてこの講座で理解を深めた皆さんには、次のような質問を簡単に答えられるはずです。

  • スポーツフードってなに?
  • アスリートの食事って特別な物なの?
  • スポーツフードはどうやって作るの?
  • 競技によって献立を変えなけれならないの?
  • お弁当など普段とは違う食事にも応用できるの?
  • 年齢や体質によって変えるべきなの?
  • 引退した後も同じ献立でいいの?

上記のような質問やこれまでのLessonで少し不安に感じた点があったとしても、理解できるまで積極的に復習を行い、自分のペースで把握していきましょう。

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今回の講座ではあくまでスポーツフードについての学習が主でした。そしてその中で栄養学の事についてや、スポーツ医学についても多少触れて来ました。その内容に興味が湧いた方は是非、勉強してみてください。

記憶は関連付いた事柄や興味のある物の方が定着しやすく、独自で勉強される方には今回の講座の知識が役に立ってきます。その後、栄養士や飲食店でのメニュー開発など、仕事場に活かすことができたらとてもありがたいです。もちろん、プライベートのみの利用でも同様のことが言えます。

 

途中のコラムでもお伝えしたしたように、資格はこれからの活用が大切です。

また、より使える生きた知識にしていくためにも、関連する知識を学んでより深い理解をしていくことが必要になってきます。

セミナー講師&教室開催マスター特別講座で仕事への生かし方を学習して、実際に先生として活動を始めてみたり、

様々な関連資格を取得して理解を深め、より使える知識にして自分自身の生活を豊かにしたり、人にもっと上手に伝えられるようにしたりと、これからもっとたくさん学べることも、素敵なこともたくさんあります。

学んだことを生かして、スポーツフードスペシャリストとして活躍していってください。